夏は瞬く間に過ぎていく

ヒッチハイクから帰ってきた。23日から31日まで、9日間の旅。

こんなに長くネットから離れて生活するなんてどれくらいぶりだろう。少なくとも1年はなかっただろうな。

今回は長崎県のある島を目指して1年ぶりの長距離ヒッチ旅行。

思ったことは、「ヒッチハイクでの旅は素晴らしい」ということ。正確に言うと自分が日本を旅する形として一番合っていると思う。

そしてせっかくだから旅の記録をしっかりまとめておこう。新宿の同居人と二人旅です。

用賀ICで23日23時からヒッチハイク開始、20分ほどで25歳くらいの女性が小田原に行くというので途中まで乗せてもらうことに成功。
女性は不思議な、何というかそうマイペースを固定化したような、性格でそしてやさしかった。


途中のSAで降ろしてもらい、お土産を友達と選んでいると、28歳の日に焼けた須藤元気みたいな男の人が話しかけてくれた。
どうやらその人も大学生のころにヒッチハイクしてたらしい。ここら辺ですでに幸せをいっぱいに感じる。日本はやさしい人が多すぎる。

そして神奈川の先っぽまで乗せてもらい、次に乗せてもらった老夫婦に一気に広島まで乗せてもらうことになった。

その後も2,3台を乗り継いで長崎県へ。
漁師に17000払ってあの島へ。あの島は、それはそれは素晴らしくて、世界でも有数の遺産になりえるほどの価値があると感じた。


そして同居人と別れてひとり旅突入。

帰りは福岡の友達の家に泊めてもらい自然を満喫。魚を素手で採る奇跡が起きるほどの自然。ゆーたん、ありがとう!

新潟寄って帰ってきました。

そこで乗せてもらった二人の女性にとっても影響を受けた。


一人は25歳のエミさん、トラックの運転手7年目、左手にタトゥー、椎名林檎が大好きといういかれた女のひと。エミさんは仕事が大好きで、自分の人生に一点の後悔もなく生きてきた自信があると言う。美しい女とはこういう人のいうんだと思った。


もう一人は27歳のゆかりさん、深紅のポルシェ(だと思う)で一人高速をとばす、キャバ嬢、中卒。エミさんとは全然生き方が違うけど、ゆかりさんも本当に彼女の人生に一点の曇りなく生きているのが話しててわかった。本当にかっこいい女だった。


やっぱ旅で出会う人たちは素晴らしい。偶然が必然を引き寄せて出会う彼らとはもう一生会わないかもしれない、けど一生忘れられない人はいっぱいいて、好むと好まざるにかかわらず旅とは得てしてそういうものだと思った。