ノスタルジーに憧れを。

ノスタルジーに花束を。

秋にゆっくりと深く入り込む今日この頃に、どうしてもノスタルジーを感じてしまうのは必然なんだろうか。
というかそもそもノスタルジーってなんだろう?


■ノスタルジー(仏 nostalgy)
人が現在いるところから、時間的に遡って過去の特定の時期を思い起こし、あるいは空間的に離れた場所を想像し、その特定の時間や空間を対象として、懐かしいという感情で価値づけることをいう。通常は、時間的に未来がその対象とされることはなく、また対象の負の部分は除外され、都合よくイメージが構成される場合が多い。 なお、本人がその時間や空間を実体験したかどうかは必ずしも問われず、第三者からの情報にもとづいて想起し、さらに自己の創作した想像を加え拡大してこの感情をもつことも可能である。また、過去や異空間からもたらされた特定のものや人物に即し、これを媒介としてこの感情をもつこともある(Wikipediaより)

同居人は「とても寂しい感情」として位置づけてた。二度といけない時空に思いをはせることは、とても悲しく寂しいことだと。じゃあ僕は?

僕は、「本人がその時間や空間を実体験したかどうかは必ずしも問われず、第三者からの情報にもとづいて想起し、さらに自己の創作した想像を加え拡大してこの感情をもつ」、そんなノスタルジーが好きなんだ。
というか自分の中のノスタルジーの定義はこれだ。だから読んだ本や聴いた音楽から思い浮かぶ情景にノスタルジーを感じるし、それが僕の、星川のノスタルジーだ。
そして、感覚としては、右脳をフルに使って感覚に身を任せたノスタルジーは『暖かい風が正面から少し強めに吹いてきて、その風が通り過ぎていったすぐ後に、いくつもの風の糸が体を引っ張っている』、そんな感じ。

そう、僕はノスタルジックな感情に悲しい感情なんて絶対についてこないし、深い愛しさに包まれさえする。

決して二度と会うことの無い時空間に思いをはせるそのことは、過去を引きずって生きるうじうじした性格の星川にはちょうどぴったり当てはまってとれない。
だから僕はノスタルジックな感情を怖がったり寂しがったりしたらいけないし、元々そんなつもりもないし。

そう、何が言いたかっていうとノスタルジーに憧れてますよってことを。

投稿者: HayatoHoshikawa 日時: 15:18 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)