大事なことはいつも本から教わる
自分は現在21歳の大学2年生、若さの絶頂といってもいい。
自分の人生何十年かの中でも特に素晴らしい時代を生きていると思う。
そんな中で僕の大学生活最初の1年半はなかなかに忙しかった。端的に言ってとても忙しかったのだ。
しかしそれもひと段落つき、一般の大学生が過ごすような生活、つまり今日が明日なのかそれとも昨日なのか今日なのかわからないような生活。便利な言葉を使うとしたら「モラトリアム」にどっぷり浸かるということか。
その余りある時間で僕はバイトをしたり、本を読んだり、インターネットをしたり、友達と夕飯を食べたり、そして時々女の子とデートをしたり勉強をしたりする。
そうしているうちに、目的や目標もなく時間を消費しているうちに、自分の内側にジリジリとこみ上げてくる焦燥を強く感じ取る。到底答えの出ようもない問いに自答することになる。
内にある若きエネルギーが行き場を求めて彷徨い、焦燥となって皮膚の間からすり抜けてくる。
そうなるといてもたって盛られなくなり「何かをしなければ」と勢いよく立ち、そして何をすればよいのかわからなくて座すorz
「何をしていいかわからない」ので焦燥は募る、ただひたすら募る。
そして今日も僕は本を読んでインターネットをして、自分がモラトリアムにいることを実感し、生きる。
でもそれでいいんだと教えてくれたのは、少なくとも今はそれでも良いんじゃないかと教えてくれたのは三島由紀夫だった。
仮面の告白最高!